こんにちは。
スマートクールイオンモール宇城店です。
6月に入り既に30度を超える真夏日が続いています。
気温が上がると毎年製品評価技術基盤機構(nite)から注意喚起があるように
今からの季節気を付けなければならないのがスマホの車内放置です。
何故車内放置に注意が必要なのか、どういった危険性があるのかお話していきます。
車内の温度は車外の倍
お出かけの際、少しだけならとスマホを車内に置いて行ったりすることはありませんか?
特にサービスエリアなどで休憩する際に少しだからと車内に置いていくことはあると思います。
では、車内温度はどれくらいでどこまで上昇するのでしょうか。
JAFの調べによると、外気温35℃の状況下において昼の12時から4時間窓を閉め切った状態の車内温度を計測するとエンジン停止後30分で約45℃を記録、その後3時間後には60度前後まで車内温度が上昇したとの記録があります。
因みにダッシュボードは75℃、ドアポケットですら50℃あったそうです。
近頃はナビ代わりにスマホを使用する方も多い為、特に気を付ける必要があります。
バッテリーへの影響
Apple公式より使用の最適範囲は16℃~22℃といわれております。
そんな中で車内放置はもってのほかですが、日差しが直接入り込むダッシュボードは車内でエアコンを使用していてもナビ使用などでダッシュボード付近に置いていると車内放置同様最適範囲の温度を大幅に超え危険です。
何が危険かというと、スマホをはじめとするバッテリーを使用する機器は主にリチウムイオン電池を使用しています。
リチウムイオン電池は温度変化に弱く、特に高温になると内部で化学反応が活性化して可燃性ガスにより膨張、そして発火や爆発の危険性が高まります。
スマホを高温下に放置することで故障してしまうだけでなく様々なものを失ってしまう可能性があります。
バッテリーの膨張で画面が浮く?
ご覧いただいているのはバッテリーが膨張し画面が押し上げられたiPhone13proです。
この方はバッテリーの膨張に気づいてすぐお持ちいただいたので液晶は無事でバッテリーの交換のみでお返し出来ました。
しかしこの様にバッテリーが膨張して画面を押し上げていている状態で使用を続けていると膨らんだバッテリーが裏から干渉して液晶不良を起こしたり、隙間から水分が混入して知らぬ間に水没して起動不可になるなど事態が悪化してしまうので早め早めにお持ちください。
まとめ
今回はスマホに焦点を当ててお話ししましたが、リチウムイオン電池を使用している機器は同様の危険性があるので酷暑での取り扱いには十分注意しましょう。
SwitchやiPadなどスマホほど肌身離さず持ち歩いていない精密機器は車内に忘れてしまう事も多いので特段注意しましょう。
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