熊本県のiPhone修理・iPad修理はスマートクール イオンモール熊本店・イオンモール宇城店へ

実はapple公式を見てもIphoneに関する「完全防水」の文言はありません。

あくまでappleが謳っているのは防沫、耐水、防塵機能です。

もちろん実験結果に基づいた国際的な数値IP68の機能を持つと言われていますが、これは常温の真水で行われた結果です。

apple側も遊泳や入浴、水圧のある場所や流速の大きい水をかけることを控えるよう注意喚起しています。

高温多湿のお風呂場やプールなどの塩素の入った水、海水はapple側も予測をしていないという事なんです。

実際に水濡れによる損傷はappleの保証の対象外となります。

では、Iphoneの防沫、耐水、防塵はどのような処理をされているのか。

それは主に画面と本体の内側に貼ってある密着性の高いパッキンのようなテープです。

このテープは汗や埃など経年劣化で粘性が低くなります。

そうなるとそのちょっとした隙間から水分が入りやすくなります。

公式でも永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下すると記載があります。

髪の毛一本でも挟まると隙間が出来て機能が十分に発揮できません。

実際に修理の際、テープがボロボロに劣化して内部まで砂埃が入っているのも珍しくはありません。

修理の際に防水防塵テープの貼り直しは行いますが、同時にメンテナンスを行わないと細かなチリや埃が混入してしまうので修理の際はメンテナンスで綺麗にしておくことをおすすめします。

画面の淵からの水分の混入はある程度防げることはわかりましたが、iPhoneにはスピーカーや充電口があります。

見るからに穴が開いていて容易に内部に水分が入りそうなのに・・・とても不思議です。

まずスピーカーをよくみるとメッシュ状のシートがみえます。

これは防水透湿膜という水は通さず空気を通すという特殊な素材が使用されています。

このシートのおかげで容易に水分が内部に入りにくくなっています。

そして充電口。

こちらは充電口のパーツ、ドックコネクタです。

見るからに内部に見えるこの入り口の部分はじつは「内部に見える外部」でボックス型の中に隔壁があり内部へ直接水分の侵入がしにくくなっています。

あくまでどの防水処理も「水分が侵入しにくくなる」という程度で、完全防水ではないという事です。

iPhone７より防水機能が搭載されたと聞いて所かまわず使用していいのかというとそうではありません。

水流や水圧があれば実験環境とは異なる為水没してしまう可能性は極めて高いのです。

精密機械であることを念頭に必要以上に水場での使用は避けた方がよさそうですね。

それでもうっかり水没させてしまった！という場合でもイオンモール宇城店へお持ちください。

水没処理は時間が復旧の明暗を分けます。

ご来店、お問合せお待ちいたしております。